父親とテニミュに行く話

 

突然ですが私は父親テニミュに行きます。

 

親子でテニミュは実際に見かけますが、父と娘(成人済)というのはあまりないのではと思い、父親とのテニミュについて簡単にまとめてみるか~という気になったので書きます。

 

まず私自身のテニミュ歴ですが、2ndシーズンのDREAM LIVE2013からという新規のアラサーテニモンです。DVDに関しては自分が実際に観劇したもののみ買い揃えているので、DL2013以前のDVDは所持していません。

そこからは現在に至るまで毎公演劇場まで足を運んでいます。(TEAM LIVE山吹だけは都合がつかず観劇未)父親だけでなく母親も私自身がオタクであること、テニミュやテニスのイベントのために遠征していることはよく知っています。実家でDVDを見ることも多いので家族がテニミュを目にする機会は度々ある生活を送っています。

 

そんな環境の家庭はおそらく他にもあるかと思いますが、テニミュについてくるまでの父親とはどんな人間なのかということで、父について簡単に。

 

父は還暦を迎え仕事はしていますが、比較的時間にゆとりのある生活をしています。趣味としては映画・オーディオ関係ですが、演劇にはあまり興味がなく、映画でもどちらかと言うとミュージカル映画はあまり好きではないはずです。オーディオ関係は昔からの趣味でレコードなど収集しており、漫画・アニメとは別のところでオタク気質はあるのではないかと思いますが、本来私とは生きている世界の違う人間です。

 

そんな父がなぜテニミュ見るに至ったのか。大したきっかけはなく、私が酒を飲みながら見ていた2nd全国氷帝公演のDVDを横で見る、という形で父のテニミュは始まりました。

 

 

この時に初めてDVDを見せていたみたいです。

その時の感想についてはあまり覚えていないんですが、ツイートを見返す限り、途中で寝ることもなく最後まで鑑賞し、セイヤーもやっていたみたいです。この時から手塚が良いと言うようになっていました。

 

その後も順を追って四天、全国立海、DREAM LIVE2014と私がDVDを購入した2ndシーズンの終盤については鑑賞し、DVD画質に文句は言いつつも内容に関してはそれなりに楽しんでいた様子だったので「いつか生で観なよ」という話をしてるうちに3rdシーズンが始まりました。

 

とはいっても私自身も3rdは氷帝まではゆっくり追おうと考えていたので不動峰公演では父を連れて行こうとは思いつきもせず(色々あって母は連れて行った)ルドルフ公演が始まりました。

ルドルフ公演では私が観月はじめにドはまりしたんですけども。あまりに好きすぎて気が狂っていたので、その話も父にはしましたし「ルドルフ?聞いたことない学校やな。面白そうやな」と父も興味は持ってくれていたものの、私も父も仕事の都合が合わず劇場まで行くことは叶いませんでした。私ももっとチケット増やしたかった。

 

その年末に山吹公演が始まり、私は越前VS亜久津の試合と観月はじめに会えることが楽しみすぎて異常なテンションだったため、父にも「今回は行こう!面白い試合やから!」と推した結果、大阪公演がちょうど年末年始にあり、お互い仕事の都合も付きそうとのことで3rd山吹公演にて父のテニミュ☆デビューが果たされました。

 

これまでDVDで鑑賞しているとはいえ本公演は全国大会編のみで、山吹、ルドルフについては全く知らない状態だったので(ルドルフの円盤は発売前)この試合が大会のどの段階にあたるのか、キャラクターについての簡単な事前説明はしておきました。実際に見た感想はTwitterに残していたのでそちらを参照ください。

 

 

  

予想以上にまともに感想をくれたので驚いたのと、手塚の出番が少ないことを嘆いていたので面白かったです。

 

その後もそれなりに気に入ったのか本公演は必ず観劇しているので各公演の感想について。

 

  関東氷帝

  

六角

 

 

関東立海は私が夏バテのため感想のメモを残せず。

公演については概ね満足しており、私がバテている隣でビールを飲みながら色々と感想を言っていた気がします。

 

そんな父の感想ですが、考察として一番面白かったのが六角公演の水面のナルシスについて。

 

 

 

水面のナルシスついては実際に色々な感想・考察・解釈を見聞きして来ましたが、初見でここまで考察してきたのはすごいなと思いました。原作未読であるからできる考察だと思います。まぁ私とは相容れなくて家の近所の居酒屋で夜中まで討論になりましたしこの件についてはいまだに平行線です。

 

父とテニミュも山吹公演からここまで来ましたが、ライブ系は参加していません。流石に女性がほとんどを占める会場でペンライトを持ちスタンディングは色々とキツイと思いますし、テニミュの醍醐味は試合という理由もあり、本公演のみの観劇を続けています。気にしている人はいないとは思いますが、チケット代についてはその時々で、私が全額出すこともあれば自分の分だけ払ってもらうこともあります。確か立海は私が出した。

 

テニミュを見始めてからの父に特に変化はありませんが、WOWOWテニミュ関係の放送があると私が言う前に録画予約してくれるようになりました。最初にDVDを見た時から変わらず今も手塚が好きなようです。あとは3rdに入って円盤がBlu-ray展開したので画質に関する文句はなくなりました。

 

父娘と揃っていい歳をしてお前は一体何をしているんだ感はありますが、観劇前後で酒を飲んだり父娘の交流にもなるのでまあいいかなと思っています。テニスのオタクとしては自分とは違う視点からの感想を出してくれるため非常に面白く、今後も引き出したいと思います。次回公演の比嘉戦も観劇予定ですので皆さんが見る会場のどこかに父もいるかもしれません。